「猫の本棚」利用規約

  

第1条(用語の定義)

「猫の本棚」利用規約(以下「本規約」といいます)における用語はそれぞれ次の意味で使用します。
(1) 当社:「猫の本棚」運営者を指します。
(2) 申請者:本サービスの利用を申請した者を指します。
(3) お客様:当社との間で第3条に定める利用契約を締結した申請者を指します。
(4) シェア型書店サービス:本規約に基づき当社が提供するサービスのうち、当社の指定するスペースを書棚として貸出し、お客様において書籍、DVD等(以下「書籍等」といいます。)を陳列し、販売することができるサービスを指します。
(5) レンタルスペースサービス:本規約に基づき当社が提供するサービスのうち、当社の指定するスペースを、朗読会・講演等の開催、写真又は映像の撮影等のために利用することができるサービスを指します。
(6) ポップアップテーブルサービス:本規約に基づき当社が提供するサービスのうち、当社の指定するスペースを陳列・販売場所として貸出し、お客様においてを陳列し、書籍等を販売することができるサービスを指します。
(7) ショップサービス:本規約に基づき当社が提供するサービスのうち、当社の指定する商品を購入することができるサービスを指します。
(8) 利用契約:第3条(利用契約の成立)に基づきお客様と当社の間で締結される本規約に定める本サービスの利用に関する契約を指します。
(9) サービス利用料:本サービスの利用料を指します。

第2条(規約の適用)

1. 当社は、利用契約に基づきシェア型書店サービス、レンタルスペースサービス、ポップアップテーブルサービス及びショップサービス(以下これらのサービスのいずれかまたは全部を総称して「各サービス」といいます。)を提供します。
2. 申請者は、各サービスの利用を希望する場合、当社ホームページ(以下「HP」といいます。)上に設置する「申請・お問い合わせ」ページのフォームに必要事項を入力の上、「送信」ボタンをクリックした時点で、お客様は、本規約を承諾し、各サービスの利用を申し込んだものとします。なお、申し込みにあたっては、申請者は、真実、正確かつ最新の情報を入力するものとします。
3. 前項の申し込みについては、各サービスを利用する者自身が行うものとし、原則として代理人による申し込みはできません。

第3条(利用契約の成立)

1. 申請者が各サービスの利用を申し込み、当社がこれを承諾する旨の通知を発した時点で、お客様と当社の間で利用契約が成立します。
2. 当社は、お客様が次の各号のいずれかに該当する場合、又は該当するおそれが認められる場合には、利用契約を締結しないことができます。
(1) 申し込み時の情報に虚偽の記載、誤記又は記入漏れがあった場合
(2) 過去に各サービスの不正利用等を行い、又は行ったおそれがある場合
(3) 支払を怠るおそれがあるものと当社が判断した場合
(4) 仮差押、差押、競売、破産、民事再生手続その他これらに類する状況に該当する場合、又は自らの振り出しにかかる手形、小切手が不渡りになる等の信用状態が悪化した状況にあると当社が判断した場合
(5) 第24条(反社会的勢力の排除)第2項に違反し、又は違反するおそれがあると当社が判断した場合
(6) その他当社が不適当と判断した場合

第4条(有効期間)

1. シェア型書店サービスの利用契約の有効期間は、利用契約に基づく利用開始日から1ヶ月間とします。
2. お客様は、利用契約締結の日から3ヶ月間は、本契約を解除することができません。ただし、利用契約締結の日から3か月分に相当する利用料金(解除の日までに支払った金員を除く)を支払った場合には、この限りではありません。
3. シェア型書店サービスの利用契約の有効期間満了30日前までにお客様又は当社から別段の意思表示がないときは、利用契約は期間満了日の翌日からさらに1ヶ月間自動的に更新されるものとし、以後もまた同様とします。
4. レンタルスペースサービス、ポップアップテーブルサービス及びショップサービスについては、利用の都度、利用契約を締結・終了するものとします。

第5条(利用許諾)

当社は、利用契約締結後、お客様が利用契約の内容を遵守する限りにおいて、各サービスを利用する権利を許諾します。なお、この権利は、譲渡不可、再許諾不可の非独占的なものとします。

第6条(サービス利用料の支払)

1. お客様は、利用契約に基づき、当社に対し、サービス利用料を支払うものとします。具体的なサービス利用料に関する条件は、当社が別途提供いたします。
2. シェア型書店サービスの利用に際し、お客様は、当社に対し、別途定める入会金を支払わなければなりません。
3. お客様は、当社の指定する方法により、指定する期限までに、サービス利用料を支払わなければなりません。

第7条(各サービスの内容)

1. 当社は、シェア型書店サービスとして、以下のサービスを提供いたします。
 ① 書棚のうち当社の指定する区画の貸し出し
 ② 書棚に陳列した書籍等の販売代金の受領と送金(当社の指定する金額、方法及び時期によります。)
2. 当社は、レンタルスペースサービスとして、以下のサービスを提供いたします。
 ① フロアのうち当社の指定する場所の貸し出し
 ② 当社の指定する機材・備品の貸し出し
3. 当社は、ポップアップテーブルサービスとして、以下のサービスを提供いたします。
 ① 当社の指定する場所の貸し出し
 ② お客様が希望する場合、陳列した商品の販売代金の受領と送金(当社の指定する金額、方法及び時期によります。)
4. 当社は、ショップサービスとして、以下のサービスを提供いたします。
 ① 当社の指定する商品の販売
5. お客様は、各サービスを利用するにあたり、本規約及びこれに関連する当社の定める規則を遵守するものとします。
6. 当社は、お客様が本条の定めに違反したことにより生じた損害・損失等については、その原因の如何にかかわらず、一切の責任を負わないものとします。

第8条(変更通知)

1. お客様は、氏名、住所、連絡先その他申し込み時の入力事項の内容に変更があるときは、直ちに当社に通知するものとします。
2. 当社は、お客様が前項に従った通知を怠ったことによりお客様への通知の不到達その他の事由によりお客様が損害を被った場合であっても、一切責任を負わないものとします。

第9条(禁止行為)

お客様は、次の各号に掲げる行為をしてはなりません。
(1) 別途当社が定める書籍等の陳列及び販売
(2) 他のお客様が管理する書籍等の破損、汚損、滅失等の行為
(3) 当社の管理する物品の破損、汚損、滅失等の行為
(4) 当社又は第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、名誉又は信用その他の権利又は利益の侵害
(5) 公序良俗に違反する行為
(6) 法令、規則、行政が定めるガイドライン、その他業界団体が特に定める規律に違反する行為
(7) 前各号のほか、当社が不適当と判断した内容

第10条(一時的な中断及び提供停止)

1. 当社は、次の各号のいずれかに該当する場合、お客様への事前の通知又は承諾等を要することなく、各サービスの全部又は一部の提供を中断することができるものとします。
(1) 各サービスに関連する設備等の保守等を行う場合
(2) 第三者の故意又は過失による不具合に対し、対策が講じられない場合
(3) 天災地変、疫病等不可抗力が発生し、若しくは発生するおそれがある場合
(4) お客様が利用契約に違反した場合
(5) その他運用上又は技術上の理由でやむを得ない場合
2. 当社は、前各項に定める事由のいずれかにより各サービスを提供できなかったことに関してお客様等又はその他の第三者が損害を被った場合であっても、一切責任を負わないものとします。

第11条(シェア型書店サービスの終了)

1. 当社は、次の各号のいずれかに該当する場合、シェア型書店サービスを終了できるものとし、各号に定めた日の到来日をもってお客様との利用契約の全部又は一部を解除することができるものとします。
(1) 利用終了日の1ヶ月前までに終了をお客様に通知した場合
通知時に当社が通知した日
(2) 天災地変、疫病等不可抗力等によりサービスを提供できない状態が1ヶ月以上継続した場合
当社が別途通知した日
2. 当社は、利用契約に別段の定めがある場合を除き、サービスの終了に伴ってお客様が被る損害について何らの責任を負わないものとします。

第12条(シェア型書店サービスの解約)

お客様及び当社は、利用契約期間中であっても、相手方に対し、利用終了日の1ヶ月前までに通知することで、利用契約の全部又は一部を解約することができるものとします。

第13条(解除)

1. お客様及び当社は、相手方が利用契約に違反した場合、相手方に対し相当期間を定めた上で当該違反状態の改善を催告するものとし、当該催告にもかかわらず相手方による違反が是正されない場合には、利用契約の全部又は一部を解除することができるものとします。
2. 前項にかかわらず、当社は、お客様が次の各号のいずれかに該当する場合、事前の書面による通知により、何らの催告を行うことなく、利用契約の全部又は一部を解除することができるものとします。
(1) 申し込み時の情報に虚偽情報の記入又は重大な情報に関する記入内容の不備等があった場合
(2) お客様の責に帰すべき事由によって、第三者から正当な理由に基づくクレームを受領した場合
(3) 2ヶ月以上の利用料金の滞納
(4) 長期間にわたりお客様によるシェア型書店サービスの利用が確認できず、当社からの連絡に対してお客様から何らの連絡もない場合又は当社からお客様が登録した連絡先への連絡が取れなくなった場合
3. お客様及び当社は、相手方が次の各号のいずれかに該当する場合、何ら通知及び催告を要することなく、利用契約の全部又は一部を解除することができるものとします。
(1) 破産、会社更生手続開始若しくは民事再生手続開始の申立があった場合又は信用状態に重大な不安が生じた場合
(2) 差押、仮差押、仮処分、強制執行、担保権の実行としての競売等があった場合
(3) 振り出した手形又は小切手の不渡りが生じた場合
(4) 監督官庁より営業停止又は営業免許若しくは営業登録の取消等の処分を受けた場合
(5) 前各号に準じる利用契約を継続し難い重大な事由が発生した場合

第14条(原状回復義務)

1.お客様は、各サービスの契約が終了するときは、書棚及びテーブルを、利用契約の終了日までに原状に復しなければなりません。ただし、当社の承諾を得た場合にはこの限りではありません。
2.契約終了日までに前項の原状回復がなされない場合、お客様は、残置された物品についての所有権を放棄するものとし、当社において残置された物品を処分すること、その費用はお客様の負担となること、当社に対していかなる損害賠償も求めることができないことにつき、あらかじめ了承するものとします。

第15条(期限の利益の喪失)

お客様又は当社は、利用契約が解除された場合、利用契約に基づき相手方に対して負担している債務に関して期限の利益を失い、直ちに相手方に対する当該債務の弁済を行うものとします。ただし、かかる利用契約の終了又は解除は利用契約の有効期間中に既に発生した権利又は義務に何らの影響を与えるものではないものとします。

第16条(本規約の変更)

当社は、当社のHP上に本規約を変更した規約(以下「変更後の規約」といいます)を掲載することで、随時本規約を変更することができるものとします。

第17条(秘密情報の取り扱い)

1. お客様又は当社は、相手方から開示を受けた時に秘密であることを明示された情報を、厳に秘密として保持するものとし、第三者にこれを開示又は漏洩等してはならず、また利用契約の遂行に必要な範囲で社内(弁護士又は税理士等の法律上守秘義務を負う第三者を含む)に限り利用できるものとします。ただし、裁判所や国家機関の命令による開示等やむを得ない事由に基づき開示する場合は、相手方に対して速やかに通知を行うものとします。
2. 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する情報については、前項の適用を受けないものとします。
(1) 開示を受けた時に、既に公知である情報
(2) 開示を受けた後、自己の責によらず公知となった情報
(3) 開示を受ける前から、自己が適法に保有している情報
(4) 第三者から、守秘義務を負わず適法に入手した情報
(5) 相手方から開示された情報を使用又は参照することなく独自に開発した情報

第18条(個人情報の取り扱い)

お客様及び当社は、本サービス遂行のため相手方より提供を受けた営業上その他業務上の情報に含まれる個人情報(個人情報の保護に関する法律に定める「個人情報」をいいます。以下同じとします)を利用契約の遂行目的の範囲内でのみ使用し、第三者に開示又は漏洩等しないものとするとともに、個人情報の保護に関する法律その他関連法令及びそれぞれが定めたプライバシーポリシー等を遵守するものとします。

第19条(利用者情報の取り扱い)

当社は、当社HPおいて取得する利用者情報(Cookie等の情報を含む利用者の行動に基づいて取得される個人を特定できない情報をいいます。以下同じとします)を当社のビジネスにおいて必要な範囲で利用することができるものとします。なお、当社が取得した利用者情報については、当社の基準に従い利用、保管等するものとします。

第20条(損害賠償の制限)

利用契約に関して、当社が損害賠償責任を負う場合であっても、当社がお客様に対して負う損害賠償責任の範囲は、当社の責に帰すべき事由により又は当社が利用契約に違反したことが直接の原因で現実に発生した損害のみとします。
なお、当社の責に帰すことができない事由から生じた損害、当社の予見の有無を問わず特別の事情から生じた損害や、本サービス以外に起因して生じた間接損害、機会損失・逸失利益について当社は賠償責任を負わないものとします。

第21条(免責)

1. 当社は、お客様が各サービスの利用又は利用の結果に関して被った損害・損失等については、その原因の如何にかかわらず、一切の責任を負わないものとします。
2. お客様は、各サービスの利用に関連して、第三者との間で、クレーム、調停又は訴訟等の紛争が生じた場合には、自己の責任と費用をもってこれを処理解決するものとし、当該紛争に関連して当社が損害を被った場合には、その全ての損害(合理的な弁護士費用を含みますがこれに限られません)を賠償するものとします。

第22条(反社会的勢力の排除)

1.「反社会的勢力」とは、次の各号のいずれかに該当する者をいいます。
(1) 「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」第2条第2号に定義される暴力団及びその関係団体
(2) 前号の暴力団及びその関係団体の構成員
(3) 総会屋、社会運動標榜ゴロ、政治運動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団等の団体又は個人
(4) 自ら又は第三者をして暴力、威力、脅迫的言辞、詐欺的手法その他違法若しくは不当な手法を用いて不当な要求を行い、経済的利益を追求し、若しくは相手方の事業運営に支障をきたす行為を行う団体又は個人
(5) 前各号のいずれかに該当する団体、構成員又は個人と関係を有することを示唆して不当な要求を行い、又は経済的利益を追求し、若しくは相手方の事業運営に支障をきたす行為を行う団体又は個人
2. お客様及び当社は、相手方に対し、次の各号について表明し、保証するものとします。
(1) 自己及び自己の2親等以内の親族、役員、使用人、若しくは主要な出資者、融資者又は株主等経営に関与する者(以下総称して「関係者等」といいます)が反社会的勢力ではなく、また反社会的勢力ではなかったこと
(2) 関係者等が、自己又は第三者の不当な利得その他の目的の如何を問わず、反社会的勢力の維持又は運営に協力若しくは関与していないこと
(3) 関係者等が、反社会的勢力に対して資金を提供し、便宜を供与するなど、反社会的勢力の維持運営に協力しないこと
(4) 関係者等が、自ら又は第三者を利用して、相手方に対し、暴力、威力、脅迫的言辞、詐欺的手法その他違法若しくは不当な手法を用いて不当な要求を行い、又は経済的利益を追求し、若しくは甲の事業運営に支障をきたす行為を行わないこと
(5) 反社会的勢力を利用せず、また反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有しないこと
3. お客様及び当社は、お客様(その役員、従業員を含みます)が報道、言論の自由に基づき、あるいは著作者の表現の自由に基づいて、反社会的勢力を取材、撮影する行為、又は反社会的勢力を題材として取り上げた雑誌、書籍、電子雑誌、電子書籍、映像作品等を出版、発行、製作、配給、上映、配信する行為及びこれらに付随する行為は、前項の違反とならないことを相互に確認するものとします。
4. お客様及び当社は、第2項に対する自己の違反を発見した場合、直ちに相手方にその事実を報告するものとします。
5. お客様及び当社は、相手方が第2項に違反する旨の情報を得た場合、相手方に対し、当該情報の真偽について報告を求めることができるものとし、相手方は誠実にこれに対応するものとします。
6. お客様及び当社は、相手方が第2項の規定に違反した場合、催告その他何らの手続を要することなく、直ちに利用契約の全部又は一部を解除することができるものとします。この場合、利用契約を解除した者は、相手方に対し何らの損害賠償責任を負わないものとします。

第23条(権利義務譲渡の禁止)

お客様及び当社は、利用契約に基づく権利及び義務の全部又は一部を、相手方の書面による事前の承諾なしに第三者に譲渡し、引受けさせ、又は担保に供してはならないものとします。

第24条(存続規定)

第18条(個人情報の取り扱い)、第19条(利用者情報の取り扱い)、第20条(損害賠償の制限)、第21条(免責)、第25条(準拠法、専属的合意管轄裁判所)及び本条(存続規定)は、利用契約終了後も引き続き有効に存続するものとし、第17条(秘密情報の取り扱い)の規定は、利用契約終了後2年間なお存続するものとします。

第25条(準拠法、専属的合意管轄裁判所)

本規約及び利用契約は日本国法に準拠するものとします。また、これらに関する一切の訴訟については、東京地方裁判所又は東京簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第26条(当社マーケティング活動に関するお客様情報使用について)

当社は、マーケティング活動に関連して、お客様から提供された情報及び店内の風景を当社が管理するウェブサイト又は配布物等にて使用することがあります。

第27条(協議等)

本規約及び利用契約に規定のない事項及び規定された項目について疑義が生じた場合は両者誠意をもって協議の上解決するものとします。

 

2022年1月5日制定
「猫の本棚」運営者